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こんにちは!
渡辺 拓です。
前回、前々回と
若手の発表前に
先輩にひたすらスライド直しを
してもらった話を書きました。
今日は、
そのスライド直し中での
ひとコマ。
スライドを作る前にやっておくべき
基本を教わりました。
・
・・
「それってどういう意味?」
大学院の一回生の夏、
はじめての学会での発表を前に、
僕はひたすら
先輩にスライドを
見てもらっていました。
しかし、
なかなか進捗がありません。。
それまで
どちらかというと
バスケコーチに向かっていた
時間の方が長かったので、
学生の本分であるはずの
勉強にはあまり
手をつけていませんでした。
なので、
当時ずっと思っていたのは
(ホンマにこれを発表できるんか・・?)
学会では、
えらんできた論文を読んで、
その解説をするんですが、
そもそもその論文で
なにを書いてあるか
理解するのがそもそもハードル高い。。
自分でえらんできたはずの
論文もなかなかわからないまま、
先輩のもとに
ずっと通っていたのでした。
「これ理論とおってないじゃん」
(先輩は関東出身)
というやり取りが
何回もつづいた結果、
とうとう先輩も
「まずは同期に見えもらえ!」
という感じで
先輩に部屋を
送り出されたのでした。
・・
・
そしてたずねたのが
同期のFくん。
Fくんにスライドを
見てもらっても、
「確かにこれはわからんね。。」
「やんな。。」
二人でスライドを眺めてみるも、
なにも結果は変わりません。
やっぱりわからないようです。
で、
ここで
彼がとった行動が、
当時の自分としては
目からウロコでした。
「まずは書いて教えてもらっていい?」
そういって
研究室に置いてあった
ホワイトボードの元に向かったんです。
ぼくとしては
(え?スライド作らなアカンのに
面倒くさいな。。)
という印象。
しかし、
これがかなり効果てきめんでした。
ホワイトボードに
論文の内容を書きながら、
Fくんに説明していきます。
そうすると、
自分でも
「あれ?ここってどうやったっけ?」
という点が浮かんできました。
自分はそもそも論文が
わかってなかった。
背景知識を
しっかりおさえとかなアカン、
そういうことに気づけました。
そして、
それ以上に良かったことがあります。
それは、
「なにを書くべきか、
なにを書かないべきか」
これが
かなり明確になったんです。
Fくんといっしょに
話したおかげで、
自分がどういう話をすべきかが
だいぶスッキリ
分かるようになりました。
スライドを作っていく前に、
「なにを書けばいいのか」
を明確にしておく。
基本的なことですが、
それがわかったおかげで
スライドを書くスピードも
あがっていきました。
・・
・
さて、
こうしてできたスライドを
先輩のもとに持っていったんですが・・?
続きはまた次回でお話しします。
前回の話もどうぞご覧ください。↓
ではでは。
ここまで
お読みいただき、
ありがとうございました!
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