運命の入社試験!

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【変える・つなげる・「できる」をやる】をモットーに、日々学びつづけています。詳しいプロフィールはこちら

僕が好きなことで複業するまで。
第11話です!

破天荒なコーチが
ぼくの部屋に
転がりこんできました。

一緒に働けるかどうか、
お試しでの業務。

人生をかけた入社試験が
はじまります・・!

こんにちは!
渡辺 拓です。

前回、お会いした
バスケで働いているコーチの方は、
宿がないために僕の家にやってきました。

実際に一緒に業務をして、
働けるかどうかを
みてもらうことになりました。

これは、「僕が好きなことで複業するまで」の第11話です!
第1話はこちら↓

こんにちは! 拓です。 突然ですがあなたは 「副業」していますか? 「働き方改革」なる言葉が はやっている...

←第10話「「牡蠣 20 個ちょうだい」
→第12話「意外な採用のワケ

運命の入社試験

朝、僕は普通に出社。

コーチはそのまま僕の家で
作業をするということになりました。

業務の後のつきあいを終えて
22時ごろに帰宅です。

会社から帰ると
コーチは僕のデスクで
普通に作業しています。

「お、拓くんきたな!
じゃさっそく頼むわ!」

そういうことで僕も業務開始です。

これがあるいみ入社試験なので
必然的に真剣です。

作業開始!

やったものは、

お客様の対応に、
DVD受発注の管理。
メールもその場で書きました。

さすがに新人以前の状態で
メールを送るのは冷や汗が出ましたが、

そういうところも
見られていると思い、
冷静をよそおって作業しました。

驚いたのはその作業の量でした。
一瞬目がくらむかと思ったほど。

前回山盛りになって
運ばれてきた牡蠣ではないですが、

それはそれは、
たんまり残っていたんです。

一人でさばいて、
さらに教える活動までしていたなんて、
まったく信じられないような量でした。

コーチはというと、
「自分の手が空くのがうれしすぎる」
らしく、

フンフンと鼻歌を歌いながら
その日のメルマガを書いています。

気分がいいので筆が進むそうです。

そんなコーチを
横目に見つつ、
僕も作業を続けます。

はじめは慣れないところも多く、
そもそもの量が多かったので、
少し時間はかかりました。

しかし、
慣れてきてしまえば
基本的には単純作業。

要領がわかってからは、
繰り返しの単位を見つけて
チャカチャカすすめていきます。

作業完了!合否は?

だいたい1時間とちょっと。
作業も終了したので、
報告です。

「え!もうできたん!?早いね!」

コーチの目の色が変わりました。

その様子を見て、
思ったことは

(やった・・!!)

でした。

褒められたのも嬉しかったし、
これで合格やろう、
これで一緒に働けるやろう、

という気持ちが強かったです。

そんな
浮かれた気持ちで
コーチの言葉を待っていました。

・・が、

コーチの言葉は
なかなか聞こえてきません。

なんだかコーチの様子がおかしいのです。

くり返される歴史

おや?と思っていると、
目の色が変わったどころか
顔色がどんどん変わっていきました。

みるみるうちに
顔色が悪くなっていくコーチ。

まるで「サーッ」と
血の気の引く音が
聞こえてくるかのよう。

呆然とした顔でひとこと。

「あしたセミナーあるの忘れてた・・」

なんということでしょう。

どうやら明日の午前中に
セミナーを開くらしいのですが、
その資料がまったくできていないとのこと。

このタイミングで思い出したそうです。

作業も時間がかかっていたので、
いまの時刻は23時半。

ここから出発するあさ9時までに、
資料をゼロから
完成させなければいけない。

ちょうどその2日前に
応募フォームを考えたときのような

もしくは
焦りの量だけでいったら

明日がゼミの発表だと気づいた
大学院のときのような

そんなどうしようもない状況に
一気に追い込まれました。

やるしかない。大学院を思い出せ!

しかしもう、作るしかありません。

コーチと協力して
作業を進めていくことにしました。

二人でディスカッションしながら
セミナーの構成を考えつつ、

コーチが
資料に埋め込む
テキストや動画の作成を、

僕が
全体的な資料の作成を
担当することに。

資料作りについては、
大学院生のときから

ぼくはかなり力を入れて
勉強していました。

大学院の勉強で
優秀な同期に
なかなかついていけなかった僕は、

せめて発表だけでも
同期に負けないように
しようとしたんです。

資料作りと、
人前での話し方。
ここにはこだわってやりました。

そのときの経験が、
ここで活きることになります。

そのおかげもあって、
資料を作っていくのは
スムーズです。

夜遅くで大変な作業でしたが、

たまにする見合わせで
資料の内容を見たときの

コーチの「おっ!」
という顔を見て
作業を続ける元気も湧いてきます。

資料の構成は、今を活かして!

資料の構成を作るところでは
本業を通して学んでいた
ロジカルシンキングが役に立ちました。

それぞれのストーリーに
気を取られて
話の流れがとぎれていないか、

もしくは全体として
筋が通っていても、
ストーリーがなく話しにくくはないか

小さな部分の細かいところと
大きな全体の流れのところを
バランスを取っていく作業です。

コーチが作る動画や
テキストが完成するたびに、
資料に入れてみる。

そして
ぼくが資料を修正しつつ、
コーチにしゃべってもらいつつ。

コミュニケーションをとりながら
細かいところを
つめていきます。

そんな感じで
しばらく進めたあと、

ついにその瞬間が訪れます。

完成

窓から外を見てみると
うっすら空が明るくなってくるころ、

なんとか資料が完成しました。

もはやボンヤリして
時間は覚えていません。

フワッとした頭で
目覚まし時計だけセットして
ベッドに入ったのもつかの間。

すぐにその目覚ましの
ベルの音で叩き起こされて

僕は会社へ、
コーチはセミナーへと向かいました。

結果

かなりの寝不足にもかかわらず、
なぜかその日の仕事は良好でした。

わーっと作業したおかげなのか、
なんだかハイな気持ちで
作業がはかどるんですね。

セミナーの結果を聞くために、
仕事終わりに
またコーチと落ち合いました。

「今日のセミナー、
うまくいったよ!ありがとう!」

聞くところによると、
コミュニケーションとりながら
資料を作れたおかげで

いつものセミナーよりも
スッキリと話すことができたそう。

一人でやってたときとは
やっぱり成果が違う、
なんて言ってもらえました。

それでまず僕も、
一仕事終えた
達成感です。

締め切りまぎわで
グッと詰めて作業したのも
久しぶりだったよなー

なんて思いながら、
よかったですねと返します。

それに続けて
コーチからひとこと。

「これからぜひ一緒に働こう!」

・・

あ、、

すっかり忘れてました。

仕事をしていたのは
そういえば、
入社試験の一環でした。

つまりはこの瞬間、
新しい仕事を
することが決まりました。

思えばこれまで、
なかなか動き出せず
考え込んでばかりいた僕でしたが、

自分にできることを積み重ね、
見方を変えて
新しいことに取り組み、

最後は根気つめてバリバリ
時間も忘れて
行動した結果、

とうとう

好きなバスケに
関わる仕事に
つけることになったんです。

まとめ

入社試験として
業務をこなしたものの、
とつぜんの仕事が降ってきます。

コーチと二人で
協力してなんとか達成。
いままでの経験が活きました。

コーチのセミナーもうまくいき、
僕は好きなバスケで
仕事をすることになりました。

今回のメッセージとしては、

経験は、意外なところで活きる

ということです。

今回は事務処理の仕事として
入社試験を受けましたが、

突然、セミナー資料を作る
仕事が降ってきました。

ここで僕が過去に
資料作りやストーリー構成の
経験をしていなかったら、

完成させることは
できなかったと思います。

次回、
いままでの流れだと
まとめに入るのですが、

あとひとつ、
ちょっとした後日談を。

僕の採用を決めた
理由について
聞いてみたところ、

意外な答えが返ってきました。

ではでは。

ここまで
お読みいただき、
ありがとうございました!

p.s.

ようやく
バスケに関わる仕事に
つくところまでお話できました!

お読みいただいた方は、
本当にありがとうございます!

このストーリーには、
もう少しだけ
おつきあいくださいm(_ _)m

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