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情報があふれているこの時代、
見えたもの全てに手を出すと、
振り回されてしまいます。
そのためには、
ジャスト・イン・ケースの考えから
抜け出す必要があります。
こんにちは!
渡辺 拓です。
前回、
仕事を覚えるのに
はじめから
うまくやる必要はなく、
「そういうもんだ」
と思ってあつかうぐらいでいい、
という話をしました。
今回は少しそれと似ていて、
はじめに頑張りすぎなくてもいい
必要になったときに
覚えればいい
という話をします。
前回の話は、
こちらからご覧ください↓
もくじ
「念のため」では結局あとで使えない
新しい情報に接したときに
ありがちなのが、
すべての情報を覚えようとする
ということです。
必ずしも必要がない情報も、
時間をかけて
覚えようとしてしまいます。
「念のため」思考のワナ
社会人になったら
新人研修とか
いろいろあると思います。
そこでありがちなんですが、
なんでも覚えようと
してしまうことがあります。
たしかに、
大事な情報なのですが、
なんでも覚えようと
するあまり、
講師の話を一言一句ノートにとって、
それを取ることに集中してしまい、
結果なにも身についていない
ということが起こります。
これは
「念のため覚えておこう」
という考えをしてしまうからです。
人はマイナスを回避しようとするので、
あとあと何か
必要になるかもしれないから
準備をしておこう
と考えます。
そうすると、
全部重要に見えてきて
全部覚えようとしてしまいます。
違う言い方をすると、
ジャスト・イン・ケース
とか言います。
確かに準備しておくのは
いいのですが、
情報がたくさんあふれているこの時代、
あれもこれもと
情報を取りに行ってしまうと、
結果的に使えない
ムダな準備を
たくさんしてしまうことになります。
電話対応での失敗
実際、僕もこの
「念のため」学習で
失敗したことがあります。
いまの会社に入社したとき、
新入社員研修で
「電話のとり方」を教わりました。
「このテキストにそって練習するから
それまでに覚えてきてね」
と言われて、
それはそれは時間をかけて
隅から隅まで読み込んで
対応法を覚えました。
当日の練習も
ほぼ完璧にこなしました。
で、
それから他の研修もあって
数ヶ月後、
実際に部署に配属されます。
新人はできることも少ないので、
はじめは電話対応番です。
数ヶ月前の研修では
電話対応は
カンペキにこなせてたし
まあ大丈夫だろうと
のんびり座っていたところ、
プルルル・・・
(かかってきた!)
はじめの電話です。
ゆうゆうと受話器をとると
電話口で相手の方が話します。
「お世話になっております。
○○さんをお願いします。」
ここで衝撃がはしります。
言葉がまったくでてきません。
数ヶ月前に
バッチリ仕込んだはずの
電話対応は、
すでに
忘却の彼方に飛んでいて、
ひとつも思い出せません。
一気に真っ白になった
アタマのまんま、
あたふたしながら
となりにいたチューターの
先輩ではなく、
周りで目のあった上司に
「○○さんってどなたですか?」
と尋ねました。
その方こそ、
○○さんでした。
なんともありがたいことに
僕のはじめの対応を
見守っていただいていたので
バッチリ目があってしまったんですね。
大あわてで
受話器を渡したものの、
上司の名前を覚えておらず、
相手の名前も控えておらず、
話す内容も聞いておらず、
大変な失態をしてしまいました。
必要なときに覚えればいい
何がいけなかったんでしょうか。
「念のために」覚えていても、
実際に使える形に
なっていなかったんですね。
必要になったら覚えられる
で、その日は
さんざんやったんですが、
帰ってから
研修のテキストを
復習したところ、
次の日には
完全に覚えていました。
必要にせまられたら
すんなり覚えられたんです。
いま覚えられなくても、
必要になったら
自然と覚えられるもんです。
だから究極のところ、
習ったときは「だいたい」で
覚えておけばいいんです。
必要になったら
ガッツリ覚えればいい。
学校だと
定期テストのタイミングとかで
しっかり勉強すればいいんですね。
あとは、
いきなり応用問題をとこうとしないこと。
自分のレベルに必要なところから
勉強していけばいいです。
受験で
「過去問から始めよ」
という言葉があるのもそのためです。
その大学で出ない問題を
いくらできるようになっても
まったく意味はありません。
仕事もそうです。
これから何をやればいいか
迷ったら、
「今」の業務で必要なことを
勉強すればいいんです。
「だいたい」はつかんでおく
ただ、それまでに
「だいたい」の像を
掴んでおくことは大事です。
そうしないと前回いったように、
結果まるごと覚えようとして
失敗してしまいます。
必要なときにゼロからスタート
ではなく、
取っ掛かりを作っておけば、
間の道すじを脳が勝手に考えて
しっかり覚えてくれます。
ちなみにこの
「必要なときに覚える」
という考え方を
別の言い方でいえば
ジャスト・イン・タイム
という言葉があったりします。
必要なときに
必要なものをつくって
ムダをなくす
トヨタの自動車の生産とかで
有名ですね。
まとめ
習ったときは「だいたい」で
覚えておけばいいんです。
必要にせまられたら、
人間だれしも覚えようとするもの。
ただし、覚えるための
キッカケは作っておきましょう。
はじめは
「念のため」に
全て覚えようとしない。
「必要なとき」を見きわめて、
そのときに必要なだけ
ガッツリ覚えればいい。
逆に言えば、
いろいろ情報取りにいくなら、
その時間を
あとあとムダにしないために
ちゃんととりだして
活かせるように学んでおけ
ということでもあります。
そういった経験のおかげで
僕はいまのバスケ関係の複業に
つくことができています。
そのときの話はこちら↓
ではでは。
ここまで
お読みいただき、
ありがとうございました!
p.s.
実はこのブログも
今日で一ヶ月目です!
いつもお読みいただき、
ありがとうございます!
複業の話をしてから、
勉強法・仕事術の話に入り、
最後にまた複業の話に戻ってきました。
これからも、
学生のときの話や複業の話もしつつ
仕事術や勉強法について書いていきます!
一日めにした複業のハナシ:
なにか読みたいことがあったりすれば
またコメントなど
いただけるとうれしいです!
(できるだけ広くお届けしたいので
いいね!も頂けるとありがたいです!笑)
今後もよろしくお願いします!
p.p.s.
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