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こんにちは!渡辺拓です。
この記事では、
三日坊主にならずに
続けるための方法をお伝えします。
三日坊主を防止するために、
意識することは、
- しっかりした目標を作る
- やる気がなくても「できる」ことをやる
- できたことで達成感を得る
これだけです。
これができれば、
三日坊主は克服できます!
なぜこれがいいんでしょうか?
これは、「三日坊主」という言葉の
意味と由来を見てみればわかります。
もくじ
「三日坊主」の意味と由来とは?
三日坊主になる原因はなんでしょうか。
その原因は、
- 特に目的もなく
- 「できない」ことに取り組んで
- つらくなってやめる
ということです。
これを探るために、
まずは「三日坊主」という言葉の
意味と語源・由来を見ていきましょう。
三日坊主の意味
三日坊主の意味を
辞書で引いてみると、
以下のように出てきます。
=========
【読み】
みっかぼうず
【意味】
三日坊主とは、
「三日」とは短い期間のこと。
「坊主」は僧のことだが、
ここでは続かない人をあざける意味。
転じて、
非常にあきっぽく、
長続きしないことのたとえ。
また、そのような人のこと。
=========
こういう意味で、
例えば
- 英語学習を始めるで!
- 今年こそはダイエットや!
- 運動を毎日やろう!
と何かを続けようと思っても、
3日くらいたったころには
つらくなってやめてしまう
ということを言います。
「あなたは何をやっても三日坊主だね」
と言われたら、
なかなか続いていないことを
指しているということです。
ちなみに、英語では
「三日坊主」という
言葉はなく、
「続かない」状態を
文章で説明するのが
主流みたいです。
三日坊主 って英語でなんて言うの?:
http://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/3472/
三日坊主の語源・由来
この三日坊主、
そもそもなんで「坊主」が
でてくるんでしょうか。
由来を見ていきましょう。
昔の人は
商売がうまくいかなくなったりして
生活が苦しくなると、
お寺に逃げ込んで
坊主になろうとしました。
お寺に入れば、
最低限の食事は用意されるので、
食べ物の心配をしなくて済むからです。
(今だとあんまり
想像つかないですね…!)
ところが、お坊さんになるには
厳しい修行が必要でした。
早朝からお勤めが始まり、
食事も粗食(豪華じゃない質素な食事)で
規則正しい生活を強いられました。
せっかく出家しても
そのつらさに耐えきれず、
「もういやや〜!」
といって
三日たったら還俗(げんぞく:
出家した人が再び俗人に戻ること)を
してしまう人が多いということで、
そんな
すぐに辞めてしまう人
のことを
「三日坊主」
と呼ぶようになりました。
「三日坊主」にならない10の方法
さて、
「三日坊主」の
意味と由来を見てきました。
この語源となった
エピソードを見てみると、
三日坊主になる原因がわかります。
このエピソードで
起こっていたのは
- 特に目的もなく
- 「できない」修行にとりくんで
- つらくなってやめる
ということでした。
これをひとつずつ
直していけば、
「続かない」を防止することができます。
つまり、
- しっかりした目標を作って
- 「できる」ことをやって
- できたことで達成感を得れば
三日坊主は克服できます!
ここでは
超がつくほどの
勉強嫌いだったぼくが
数学・英語・国語…と
たくさんの科目の勉強を続けられて
最終的に
京都大学に合格できた
エピソードも踏まえて、
その具体的な方法、
10つを見ていきましょう!
しっかりした目的を作る
まず大事なのは、
しっかりとした
目的をつくることです。
目的がないと、
やっている途中で
「なんでこんなこと
やってるんやったっけ?」
「今やってることに
意味はあるのかな?」
という気持ちになって
何かを続けるのが難しくなります。
ぼくも受験勉強を始めたときには
「なんでこんな
つらいことせな
アカンのやろ・・?」
なんて考えてしまって、
なかなか勉強が
続かないことが多かったです。
この原因は、
やっぱり目的がなかったからです。
では、いい目的の立て方を
ここで見ていきましょう。
1.「人」をイメージする
まず、目的の作り方で
簡単なのは、
「人」をイメージする
という方法です。
誰かに何かをしてあげたい
と、想像すると
目的は立ちやすいです。
わかりやすいのが、
- 困っている人をたすけたい!
- 病気の人を救いたい!
- 助けてくれたあの人に恩返しがしたい!
- この上司を勝たせたい!
- あの人と一緒に働きたい!
という感じでポジティブな方向です。
何かしてあげよう、
という気持ちは
強いモチベーションになります。
こういう方向が難しければ、
- みんなにカッコいいと思われたい!
- 見下されたあいつを見返してやりたい!
- 今の関係はもう切り離したい!
- みんなを「スゲーっ!」て言わせたい!
- みんなにもうバカにされたくない!
でもいいと思います。
じつはこういう方が、
押さえつけていたものを
解き放つ力で
より強力なモチベーションになったりします。
かくいう僕もそうで、
京大を目指そうとして
初めに思ったことは、
「みんなにカッコいいと思われたい!」
なんていう
ちょっと恥ずかしい思いでした。
でも、こういった正直な気持ちで
スタートできて、
やっていくうちに
「応援してくれた人に恩返ししたい!」
という目標に変わっていきました。
こういった
「人」をイメージした目標は
つらいときにも後押ししてくれて、
キライだった勉強も
三日坊主にならずに続けることができ、
京大に受かることができました。
この
「人」をイメージする
ということについては、
以下の記事でより詳しく説明しています。
2.具体的にする
あとは、
具体的な目標を立てる
ということが大事です。
何を具体的にすべきか。
それは、
- いつまでに
- 何をして
- その結果どうなるのか
ということです。
例えば受験勉強でいうと、
いい大学に行きたい!
というのは漠然としています。
僕が高3の現役時代に立てた
京大に合格したい!
ではどうでしょうか。
じつはこれも、
まだボンヤリしています。
- いつまでに
- 何をして
- その結果どうなるか
これがまだ決まっていません。
現役時代に反省したぼくが
浪人時代に立てたのは
- 来年の2月の試験で
- 京都大学に合格する!
- そしてみんなに自慢したい!
というものです。
ここまで決まっている
だけでも違います。
ラストの
「その結果どうなるのか?」
というところは
上の
「人」をイメージする
というところで
考えると作りやすいでしょう。
この具体的な目標設定については
以下の記事で詳しく説明しています。↓
「できる」ことをやる
目標ができたら、
次は
「できる」ことをやる
ということが大事です。
いきなり高いハードルをとぼうとしても、
すぐに挫折してしまいます。
この、
「できる」ことの設定に
大事なことを見ていきましょう。
3.人を参考にしない
目標までの道のりとして、
人のものを参考にするのは
問題ありません。
でも、
なにか新しいものに
取り組んだときに、
いきなり人の基準値を
やるべきだとするのは
危ないです。
例えば、
僕が高校時代、
部活を引退して
「さあ〜そろそろ受験勉強するか!」
というときに、
すでに勉強を初めて
僕からしたらベテランみたいな
周りの人に聞いてみました。
「どんくらい勉強してんの?」
いろいろ
回答は返ってきますが、
引っかかるのがこんな言葉です。
「1日8時間とかはやってるで」
「毎日問題集10ページ終わらすかな〜」
「4時間くらいしか寝ずにやってるよ」
これをそのまま聞いて、
いきなりやるのは
非常に危険です。
他の人が
こんな風に
やるのを聞くと、
ついつい自分も
やらなきゃいけない
という気になってきますし、
特に、
例えばいきなり
「よし!英語学習始めよう!」
とか思い立ったもののように
初めてやるものだと、
勝手がわからないので
とにかく人の基準に
あわせてしまいがちです。
それでやろうとすると、
見事に失敗します。
僕の現役受験時代が
まるっきりこれでした。
これまで
勉強してなかったのに、
しかも
ぜんぜん勉強好きでもないのに、
いきなり
めちゃ高いハードルに挑もうとする。
まあ成功するはずがありません。
なのに、
人と比べているから
「俺にはできん。。」
「俺はアカンやつや。。」
「もうやりたくない。。。」
そして嫌悪感がまして、
よりやらなくなる。
というループに入ってしまいます。
この目標が悪いということについては
こちらの記事で詳しく説明しています。↓
4.やる気をアテにしない
次に、
三日坊主をの原因となる
危ない目標設定の仕方が、
やる気をアテにする
ということです。
人が目標をつくる、
計画を立てる
というときは、
だいたいが
初めて取り組もうとして
やる気にあふれている状態です。
「うおー!やったるでー!!」
っていう感じですよね。
これ自体は
悪いことではありません。
でも、
こんなときに
「じゃあ毎日こんだけやろう!」
というかんじで
予定を組み始めると、
おおよそ自分ができない、
できてギリギリっていうくらいの
目標ができあがります。
体力的なところもそうで、
一日目はまだ
はじめたばかりで
体力もありますが、
日がたってくると
だんだん疲れてきて
取り組む体力がなくなってきたりします。
さらに悪い事に、
やる気は短い期間で上下します。
「うおーーー!!!」
の日があれば、
「うぇ。。。」
とやる気の出ない日も訪れます。
この周期がだいたい
3日だったりするんですよね。
それで三日坊主になってしまいます。
こうなると、
やる気を出せば出すほど
目標が高くなって
できなくなってくる
という大変な状態になります。
やる気を出せばいいというカン違いについては、
以下の記事の下の方に音声をだしています。
5.最低の状態でできる目標を立てる
上にあげたことを
防止するために
大事なのは、
自分がやる気のない日でも
できる計画を立てる
ということです。
基本的に
他の人がどれだけやってるとか、
自分がどれだけできそうとか、
そういったものは考えず、
自分が
体力最低、
やる気最低、
集中力もでてこない
こんなくらいの日を
思い描いて、
それでもできそうな
目標を立てることが
大事です。
自分が必ずできることを
日々やることで、
三日坊主を克服することができます。
最低の目標のつくりかたにいついては、
こちらの記事もごらんください:
6.驚くほど小さなところから始める
最低の状態でも、
というふうに書きましたが
これは本当に小さなところから
立てても大丈夫です。
例えば
勉強を始めよう!
ということであれば、
ホントに、
毎日机に座る
とかくらいでもOKです。
僕が京大に合格したときも
スタートはむしろ
それよりも少ないくらいで、
毎日、参考書にさわる
とか、
もはやギャグやとしか
思えないものでした。
でも、
毎日、参考書に触る
これを続けていくと
心のなかでも変化があって、
ちょっと読んでみようかな
↓
ちょっと問いてみようかな
↓
量を増やしてみようかな
というふうに
だんだんと
取り組んでいけるようになります。
こちらの記事でも紹介しています↓
できたことで達成感を得る
さて、
目標をつくって、
その目標のために
「できる」ことが
決まりました。
最後に、
これを三日坊主にならずに
続けるには、
できたことで達成感を得る
ということが大事です。
7.自分を認めてあげる
やったことに対して、
自分で「できた!」
と認めてあげること。
これがけっこう大事です。
例えば先ほどの
参考書にさわる
程度の目標だと、
「こんなことやっても
意味ないよな〜」
と思っていると
効果はなかなか
表れません。
自分でやったことに対して
進んでいる感覚がないからです。
そうやって、
自分の気持ちに反した行動は
三日坊主の原因になってしまいます。
そうではなくて、
ちゃんと自分の
やったことを認める。
小さな行動にしても、
それまでゼロだったところから
少しでもプラスされたわけです。
この違いは大きいです。
できた自分を
ホメましょう。
8.チェックリストで見える化する
これを確認する方法の一つが、
チェックリストをつける
ということです。
ぼくは
大学受験のときは
すべての教科でこれをやっていました。
問題集のはじめのページに、
問題番号だけを書いた紙を
はさんでおきます。
毎回問題をとくたびに、
そこのページに
ただひたすらチェックを入れていきます。
ただこれだけです。
たった
これだけで、
「続かない」を防止できます。
1問とくたびに
できた・できないにかかわらず
どんどんチェックが入っていきます。
日々、やるべきことを
具体的にしたことで
「数値化」された目標が、
チェックをつけることで
「見える化」されていきます。
こうやって
チェックが
たまっていくのは
けっこう快感です。
自分がやった
ことが、
確かにわかるようになります。
これについては、
一人でも達成感を得られる方法として
こちらでくわしく紹介しています。↓
9.自分にご褒美をあげる
あとは、
自分にご褒美をあげる
というのも有効です。
ちゃんとできたことを
カタチにしてあげます。
・英語の問題集を1ページやったらおやつ!
・ランニングを1km走ったらTVを見る!
・筋トレできた後は、家族に言ってホメてもらう!
こんな感じで、
達成したら
自分が嬉しいことをします。
これは脳の
「報酬回路」というものを
うまく活用した方法です。
自分がこれをやると、
いいことがおきる
ということを脳が学習して、
自分が達成できたものについては、
どんどんやりたくなってきます。
ただ、ご褒美のあげかたにも
気をつけるべきポイントはあります。
それについては、こちらからごらんください。↓
10.定期的に振り返る
そして大事なのは、
達成した後に
振り返ることです。
目的や目標は、
日々確認して修正することが大事です。
・このままの目標でいいか?
・いま自分はどのくらいか?
・達成できたら何ができるか?
ということを
例えば一週間とか、
それこそ三日坊主になりそうな
3日間とかで
振り返ることが重要です。
できた!しかももっとできそう!
というときは
めっちゃ自分をホメて、
次はちょっとプラスした
目標を設定しましょう。
できた!けどギリギリ・・!
というときでも、
自分をホメて、
次も引き続きできるよう
頑張りましょう。
そして、
できなかった・・・!
というときでも、
まずは「やろうとした」
自分をホメましょう。
そこで落ち込む必要はありません。
次は、
取り組むページ数を下げるとか、
走る距離を少なくするとか、
筋トレの回数を減らすとか、
ちょっと低い目標に切り替えて、
もう一回挑戦してみましょう。
まとめ
ここまで、
三日坊主を克服する方法を
見てきました。
語源・由来を見てみると
三日坊主になる原因は
・特に目的もなく
・「できない」修行にとりくんで
・つらくなってやめる
ということでした。
自分のやっていることの
意味がわからずに
やめてしまいます。
これを克服するには、
・しっかりした目標を作って
・「できる」ことをやって
・できたことで達成感を得る。
こうすることで、
三日坊主を防止して、
続けることができるようになります。
受験勉強や英語学習、
ダイエットや筋トレ、、、
これから何か
続けようと
思っていることがある方は、
ぜひ、参考にされてみてください!
「続ける」ことに関するTipsは、
ブログでも書いています!
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