3つの「時間の大きさ」意識していますか?

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ひとは何かに取り組むときに、
作業の見積もりを行いますが、
その見積もりは間違えがちです。

これを解決するために、
5分・10分・30分の考え方があります。

こんにちは!
渡辺 拓です。

前回、久しぶりに
さらっと5分の考え方がでました。

休憩などで鏡を見たときは、
自分の体調を確認しておく。

そしてそれがよくなさそうなら、
次の仕事のはじめは
さらっとできる5分から取り組む。

ということでした。

この話、
まだ説明していない
2つの要素を含んでいまして、

自分の調子を
チェックできるバロメータを
いくつか持っておいた方がいいこと

なぜ仕事や勉強の
5分・10分・30分の分割を
するといいのか

これらについては
まだあまり触れていませんでした。

今日は、
後者の理由のひとつ、

なぜ仕事や勉強の分量を分けるといいのか

について、

時間の大きさという観点から
説明します。

前回の話は、
こちらからご覧ください↓

時間にして1分もかからない。 それでも効果は保証します。 ひとつ間違えればアヤシイやつ。 事前の確認をお忘れなく! ...

確保すべき時間の大きさ

以前、

自分の行動できる時間に対して、
時間を大きく見積もりがち

ということをいいました。

「仕事にとりくむ」
「勉強をやる」

ということは
大きなエネルギーを
必要とすることなので、

それに取り組むために
大きな時間を確保しようとしてしまうんです。

そうすると
当たり前ですが、

大きい時間を作るためには
大きい時間が余っていないといけない

ということになるので、

時間を取ろうとして作業ができない

ということが起こります。

例えば

「2時間ぶんだけ確保しよう!」

と思うと、

学生であれば
基本的に授業の後に疲れた時間、

もしくは部活をやっている場合は
時間も取れないので、

土日まで待たないといけない。

その間に

「うう・・土日にはあれを
やらんとあかんぞ・・!」

みたいな謎の憂鬱が訪れて
土日になっても結局やらない。。

社会人だと
そもそも仕事おわりで時間がない。

なので

土日まで待たないといけない。。

いや、社会人なら頑張れる!

と意気込むも、

土日に接待のゴルフが入っていたり、
たまの同窓会が入ったりして
時間を取られ、

やっぱりできない。。

ということがおこるので、

なかなか勉強なり
仕事なりを始める
ことができなくなってしまいます。

勉強時間を作れない話はこちらから↓

ぼくはこれまでいろんな 試験を受けてきました。 大学受験、大学院受験、 会社でとった国家資格。 そこで培った勉強法は、 い...

作業できる時間の大きさ

見積もりを間違えたけれども、
あなたはようやく時間を
確保しました。

そんなときに起こるのが、

時間をとっても作業ができない

ということです。

そもそも
勉強や仕事につかう
エネルギーが大きいので、

ガッツリ2時間やるぞ!

と思っても

5分くらい、

スタートダッシュしたマラソンの
最初1kmくらいで
一気にペースダウン。

その先は
ハードな41.195kmが待ち受けるという
なんともきつい状況が生まれます。

時間があるときに
作業できない話はこちらから↓

時間を細切れにする理由は、 スキマ時間の活用のため だけではありません。 脳科学的に見てみれば、 大きな時間を活用するためにも ...

作業にかかる時間の大きさ

ここまでは以前も
説明したことがありました。

上記の失敗をしないように
5分の時間をつかって
解決しようという話でしたね。

ラストは
作業にかかる時間、です。

ひとは

できるだけ大きい時間を
確保しようとするものの、

作業にかかる時間は
少なく見積もる傾向があります。

「このページ数なら
30分くらいあればとけるだろう」

「この仕事、ちょっと集中すれば
1時間くらいで終わるだろう」

こう考えて始めると
だいたいあとで痛い目をみます。

とくにやったこともないのに、
特に根拠もなにもない
いつかしたような経験に基づいて

まちがった時間目標を
立ててしまうんですね。

ここで、作業の

5分・10分・30分への

分割がききます。

そもそも
作業にかかる時間で分けるので、

必然的に
作業の量を意識することになります。

いちど前例を作ってしまえば、
それに応用が効くというのもいい点です。

「このページは
10分×3で全部で30分やな」

「この作業、30分のものが
4つくらいに分割できそう」

落ち着いて作業を
始められるようになります。

また、ひとつ見立てがついているので、

5分かかると思ったのに
10分くらいかかった

というような気づきも生まれます。

それに合わせて
後のスケジュールを
調整すればいいだけです。

漠然とやって、

「なんだか進まなかった・・」

と焦る必要はなくなります。

まとめ

ひとは

確保すべき時間を大きく、

作業ができる時間を大きく、

作業にかかる時間を小さく

見積もりがちです。

その見積もりの穴を埋めて、
作業を効率よく進められる

という話をしました。

5分・10分・30分

いちど意識して
分けてみてください!

ではでは。

ここまで
お読みいただき、
ありがとうございました!

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