「スーパー歌舞伎」は「プレミアムフライデー」とおんなじだ!!

The following two tabs change content below.
【変える・つなげる・「できる」をやる】をモットーに、日々学びつづけています。詳しいプロフィールはこちら

こんにちは!
渡辺 拓です。

「スーパー歌舞伎」

「プレミアムフライデー」

はおんなじだ!!

という話の発端は、
先日見に行った歌舞伎から。。↓

こんにちは! 渡辺 拓です。 このたび母が大阪よりやってきまして、 一緒に歌舞伎を見に行ってきました! ...
こんにちは! 渡辺 拓です。 今日はちょっと昨日の 歌舞伎を見に行ったときに でた疑問についてお話ししま...

このレポートの中で

「伝統とは少し違うもの」
がでてきたのはなぜ?

という疑問が浮かんできました。

例えば、

歌舞伎なら
ふつうの「歌舞伎」
と区別して、

「スーパー歌舞伎」
がある。

落語なら
昔の「古典落語」
と区別して、

「新作落語」
がある。

こういう

「伝統と区別して
語られるものがあるのはなぜ?」

ということを
疑問に思ったんですね。

純粋な答えは
歴史を見ないとわからないので、

「じゃあ、伝統と区別したら
いいことって何かある?」

ということを考えてみました。

その問いに対して
でてきた答えはこちら。

「新しいモノをやろう!」という掛け声を
言ってもらったほうが行動しやすい

のではないかということです。

どういうことか?
を理解いただくために、

「スーパー歌舞伎」の
誕生秘話をお読みいただきましょう・・


・・

とある練習がおわったあと、
歌舞伎の新しい世代の若者が
悩んでいます。

若)
「さいきんの歌舞伎もマンネリだよな〜。
古典の言葉なんて今の僕らの世代なんて
誰も理解してないんじゃないかな・・。

自分で少し変えてやってみるか。
よし、今度先生に相談してみよう!」

・・・
・・・
・・・

そんなわけで若者は、
歌舞伎の伝統を支えてきた
ご老人の先生に相談しに来ました。

若)
「先生、個人的な相談なんですが、
ここをちょっと
変えてみたらどうでしょうか!?」

老)
「・・ならん!!
そのちょっとの違いが
大きな差に繋がるんじゃ!

伝統をナメるな!!」

若)
「そ、そうですか・・
わかりました。
失礼いたしました。。」

こうやって若者は
自分の考えを進めていけず
しょんぼりして帰りました。

ご老人の先生は
どうでしょうか。

老)
「あの若いのも
とんでもないことを言い出すな・・。

しかし、考えようによっては
面白いかもしれんな。

確かに『伝統とは継承と変革』
という言葉もあるし、
個人でやってみるのはいいかもしれん。

どれ、こんど
役員に相談してみようか」

・・・
・・・
・・・

老)
「・・というわけで、
ここをちょっと
変えてみるのはどうじゃろう」

役1)
「先生、確かに面白いかもしれませんが、
そんなことをやると
今まで積み上げてきたものが
崩れてしまいます!

これをやって
今まで見てくれた人が
離れていったらどうするんですか!!」

役2)
「ちょっと変えてみるというのは
面白いですが、個人でやると
演技が浮いていしまいます!

その人の演技を助けるなら、
みんなで一斉に変えないと!
そんなことができるんですか?

それがわからないと
僕はやりたくありません!!」

老)
「そ、そうか・・
意見くれてありがとの。。」

・・こうしてご老人の先生も
自分の考えを進めていけず
しょんぼりして帰りました。

その帰りの道中に考えます。

老)
「確かに
一人だけ変わるのは大変だし、
まわりも驚いてしまうじゃろうな。。

・・ん?ということは
『みんなで一斉に変われば』
イケるかもしれんということじゃな?

よし、みんなで一斉に
変われる何かを作るんじゃー!!」

・・・
・・・
・・・

・・ということで
「スーパー歌舞伎」が
できました。

そのスーパー歌舞伎は、

「今までの伝統でやってなかったこと」

をふんだんに取り入れて作ります。

今までなかった
挑戦ではありますが、
それはとても楽しい挑戦になるはずです。

新しいことをやることになった
歌舞伎座はどうなったでしょうか。

・・

老)
「さて、スーパー歌舞伎じゃぞ!
新しいことをみんなでやるぞ!!」

役1)
「突然またスゴいこと
いい出しましたね先生!
まわりはそれなりに混乱していますよ。笑

でも確かに
『一人だけでやるのはいやだ』と
尻込みしていたあの人も、

『そういう機会ができたなら』と
取り組んでくれています。

まあ、じゃっかん反対する人もいますが、、」

老)
「よかったよかった。

まあ反対するものには
スーパー歌舞伎の枠組みのなかで
自由にやるように伝えておくよ」

・・

老)
「さて、スーパー歌舞伎じゃぞ!
新しいことをみんなでやるぞ!!」

若)
「先生ありがとうございます!
これでいろいろ自由にできます!」

老)
「そうかそうか、
よかったよかった(涙ホロリ)。

して、
こんどの舞台の演出、
こうしてみたらどうじゃろうか?」

若)
「・・いや、
全然ダメですよ!

なにせ『スーパー』歌舞伎なんですから!
もっと大きく変えないと!!」

老)
「そ、そうか・・」

・・

ということで、
上記は完全にフィクションの
お話なのですが、、

言いたかったのは次のこと。

なにか小さい変化でも
実施するのは難しい。

大きな組織だったり、
伝統ある組織だったら特に。

でもそこに、

「新しいモノをやろう!」
という定義が
ひとつできるだけで、
かなり行動しやすくなる!

ということです。

見ていただいたとおり、
こんないいことが起こります。

●動けなかった人が動く動機ができる。

●チャレンジが好きな人の
意欲を高めることができる。

●解釈の中で大きな
チャレンジをすることができる。

ただ、

「こうやるぞ!」

と決めることで
混乱は多少おきますし、
反対する人はでてくると思います。

そういう人には、

大枠の目的の中で
取り組めることがある

ことを伝えるのが効果的です。

逆に「こうやるぞ!」という側も
柔軟なとらえかたを
許す姿勢が大事ですね。

で、冒頭の話ですが、

この構造って
実は「プレミアムフライデー」を
やる上でおきたことと
まるっきり同じだそうです。

詳細は以下の記事で語られています。

「プレミアムフライデーって
ありがた迷惑ですよね?」と
日経新聞で意見したら、
経産省がやってきた
──サイボウズ青野慶久と
「日本人の休み方」を議論 | サイボウズ式

これを見ると、
「プレミアムフライデー」が
ただ悪いとは言えないですね。

背景はいろいろあるんやなあ〜。

またこれは
個人に適用する事も
できそうですね。

自分が変わりたいときに、

「自分はブロガーだ!!」

「自分はセミナー講師だ!!」

「自分は本の著者なんだ!!!」

というふうに
「大きく肩書きを決めてしまう」
ということです。

それに向けて行動できます。

・・はい、
お気づきの方は
いるかもしれませんが、
僕がやってきたことです。

本も出しますよ〜笑

あとは

「自分はどんなことでも
学びにする人間だ!!」

というような設定もアリですね。
そう思って行動するようになります。

ちょっと長くなりましたが
ここらへんで!

今日は

「新しいモノをやろう!」という定義を
つけてあげると行動しやすい

という話でした。

歌舞伎の話はこちらからご覧ください!↓

こんにちは! 渡辺 拓です。 このたび母が大阪よりやってきまして、 一緒に歌舞伎を見に行ってきました! ...
こんにちは! 渡辺 拓です。 今日はちょっと昨日の 歌舞伎を見に行ったときに でた疑問についてお話ししま...

今週いっぱいです!
お休みとれそうな方は
ぜひご検討ください!
いっしょに語りましょう笑

ではでは。

ここまでお読みいただき、
ありがとうございました!

p.s.

今日は大雪でしたね!
皆さん大丈夫でしたでしょうか。

僕は在宅で仕事をしてました。
在宅勤務できる会社に感謝!

そしてこんな大雪の中、
いつもと変わらずに
コンビニやその他もろもろのお店が
開かれていることに驚きました!

大雪の中
開いてくださった
お店の方に感謝です!

ではでは。

The following two tabs change content below.
【変える・つなげる・「できる」をやる】をモットーに、日々学びつづけています。詳しいプロフィールはこちら

===================

羽のように軽やかに、自然体で
話すためのメルマガ【毎日配信中!】

===================

話すのが苦手、人前で緊張してガチガチになり

・頭が真っ白になってしまう
・手が震えて止められなくなる
・何が言いたかったかわからなくなる

となってしまうあなたへ

論理的に伝わり、
人の心を揺さぶる話し方を手に入れて、

人と比べずに自然体で
軽やかに話せるようになりませんか?

全世界4000万人が使う
世界最高峰の教育プラットフォームで
最高評価・ベストセラーを受賞した講師・渡辺拓が

「話すためのコツ」を”毎日”お届けします!

メルマガ登録はこちらから↓

https://maroon-ex.jp/fx80000/9xcGr1

 

スポンサーリンク
このサイトについて

ここには、自己紹介やサイトの紹介、あるいはクレジットの類を書くと良いでしょう。

検索
このサイトについて

ここには、自己紹介やサイトの紹介、あるいはクレジットの類を書くと良いでしょう。

検索

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
このサイトについて

ここには、自己紹介やサイトの紹介、あるいはクレジットの類を書くと良いでしょう。

検索